決戦!!北條祭り
最近、ある城サイトにおいて後北条氏の一族である北条氏邦の居城である鉢形城(大里郡寄居町)において、「寄居北条祭り」なる祭りがあるという情報を入手した。 何度か足を運んだ鉢形城ではあるが、祭りは一度もみていない義和。その情報を聞き、是非とも祭りの内容を見ておきたいとずっと待っておったのでありまする。 ついに開催当日・・・不気味な雲が上空を覆っておりますが、本当に祭りを開催するのだろうかと、若干不安気味な義和。11時頃から武者行進が始まるそうなので、その前に着く様に家を出る。流石は雨の日曜日、道は空いております。でも肝心の北条祭りがやらないと意味がなし。 そして到着、うーん、やはり雨がポツポツ降っておるのう。とりあえず会場へ足を運ぶ・・・。 |
ここは鉢形城の搦め手門(つまり裏口)、横断幕にこの祭りの名前がデカデカと。そして色鮮やかな旗印は後北条氏の家紋である「三つ鱗」の紋が・・・ | |
祭りのメインとも言うべき決戦場「玉淀川原」。中央を荒川が流れており、左側が鉢形城。 これから400年以上前の戦いが再現されようとしている・・・。 |
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上の会場には既に攻撃側の大筒が設置されており、決戦の準備は整っておりまする。 |
まだ人影もまばらで、始まる様子がないので、とりあえず街中へ。街中では鎧武者たちが行列を組みながら、この川原に進軍してくるとの事。ふむ、楽しみですのう。 |
街の大通りには太鼓隊やらよさこい隊などいろんなイベントが行われており、見ててもそんなに飽きる事がありませんでしたのう。 数十分後、ついに鎧武者第一陣が到着〜旗まで凝ってかっちょええのう〜 |
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続々と決戦場へ進軍する鎧武者の行軍。むむむ、市議会議員から市民団体、銀行やらと寄居町周辺の団体さんたちが一隊となって行軍して参りまする〜 | |
そして玉淀川原には総勢18隊(だった気がする)の武者隊が勢ぞろい。これから開会のセレモニーが始まる。 | |
セレモニーも終わり、各隊が所定の位置に整列し、戦の火蓋の切られるのを待った。 そんな待ち時間中、小隊の隊長殿(どこかの銀行の支店長さん)が幼い子供たちに模擬刀の素晴らしさを語っております。 うーん、ふれあいだのう〜 |
ついに決戦が始まった!! 攻撃側(豊臣勢)の大筒が、鉢形城側(北条勢)の陣営を襲う!! |
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両軍の大筒の応酬の後、攻撃側が、鉢形城陣営に向かい渡河していきまする!! しかし・・・船から煙が(汗 |
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なんとか渡河し終えた攻撃側。大筒の硝煙が消えぬ中、両軍の白兵戦が対岸で行われております!! 果たして勝負の結果は・・・ |
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攻撃側五万に対して、守備側は三千八百。力の差は歴然としており、ついに守備側総大将北条氏邦は豊臣勢に開城、自らは少数の兵と共に船に乗って投降しまする。 |
今回は手前にしては珍しく即日のレポートでありましたが、いかがでありましょうか?やはり今日あった事だけに記憶が新鮮です。 |